コーヒーでも飲んでひといき。

星占いとのつきあい方

まずはじめに、わたしは星占いなど好きですし、参考にしたり励みにしたりしています。
その上で、占いやスピリチュアルな物事とのつきあい方について、思いをつづりたいと思います。

カラーセラピーについても、スピリチュアルなものだと思われる方もいますし、また、そのような方向性のカラーセラピーシステムもあります。
ですが、わたし自身の姿勢としては、カラーセラピーはどちらかというと心理学に近いものだと認識しています。「あなたはこうですね」「こうしたらいいですよ」ということではなく、自分自身を知るための、把握するための方法であると思います。

その時ひかれる色、気になる色、あるいは嫌な色、見たくない色。そう感じるのはなぜなのか?その時の自分の思いや気持ちなどが反映されてくるのです。
気づかなかった本当の心の声や本音と向き合うこともあります。

わたし自身が占い(とくに星占いが好きですが)と関わるときは、気をつけるべきことをチェックしたり、自分にとってよいことが書いてあれば都合よく受け取り、意欲ややる気の糧とします。

占いがいんちきだとか、そういうことを言うつもりはありません。
ただ、ここはカラーセラピーでわたしが実際に投げかける言葉でもそうなのですが、結局は「受け手がどう受け取るか」でしかありません。
カラーセラピーでは、色の意味をお伝えしてご自身にとってその色の意味がどういうことなのかを考えてもらいます。近い過去にその色のキーワードで思い当たるようなできごとがあったり、そのキーワードに関することを考えていたり、そんなことはなかったけれど、そのキーワードを耳にして何かについて深く考える糸口となったりします。

占いの場合でも、メッセージがまったく同じであっても、受け手によってその意味するところはまったく違ってくるし、それをどのように考えて、どのように行動に結びつけるかはそれぞれです。

占いの形式によっては、あるいは「見える」方に見ていただいた場合などには、「あなたは今こういう状況でしょう」「これからこうすれば、こうなります」と具体的なことを言われることもあると思います。
そういったジャンルについてはわたしには語ることはできません。また、それらを否定するものではありません。

どの場合でも、結局は自分の中にあるものと結び付けてしか考えられないし、受け取ることができないと思います。

なぜ、占ってもらおうと思ったのか、セラピーを受けようと思ったのか。大切なのはそこではないでしょうか。

物事の多くは「こじつけ」ることが可能です。わたし自身にもあることですが、お気に入りの星占いの先生の本があって、自分の気持ちや周りで起こっているできごとなどを、先生の文章にすぐに当てはめようとしてしまうのです。
この文に書かれていることは、この間のあのことにちがいない、これから先、きっとこんな風になっていくのに違いない、と。
自分で自分を占いの本の一文にこじつけて、判断することや吟味することをせずに楽をして、あたかも「運命の力に導かれた」かのように盲目的になってしまうのです。運命の力に導かれるなんて、とても魅力的でなかなか抗いがたい感覚です。

実際、わたしの場合は、年末から年初にかけて判断の目が曇り、考えることを怠って、ちょっとした痛手を負ってしまいました(いや、結構な痛手でした)。
なんとなく自分のセンサーは警告を発していたのに、違和感をきちんと感じていたのに、見て見ぬふり、気づかないふりをして進んでしまったのです。
時間をおいてみると、時間がたつごとに「いや違う」という思いが募り、それは確信となり、軌道修正に手間と時間とけっこうなお金がかかることになってしまいました。

「まぁいっか」と思うには、少々大きな傷でした。

これはあくまでもわたしの場合ですが、あなたが占いだったりスピリチュアルなことがらと関わるときのヒントにもきっとなると思います。

要は「最後は自分で決めて動くこと」。
これがちゃんとできるのなら、占いなどを参考にするのはまったく問題ないと思います。勇気をもらうこともあれば、何かに気づくこともある。背中を押してくれることもあるでしょう。
ただ、わたしのように、当たったことがあるからといって、自分の頭で考えることを怠ってはいけません。行動や決断の責任をあなた自身がちゃんと背負うこと。
それが占いなどとのつきあい方だと思います。

カラーセラピーも同じです。
心理学だからいんちきじゃないんだ、と言うつもりはありません。
色の意味をお伝えして、なぜ今この色なのか、ということにあなた自身が向き合い、心の中をのぞいて考えることでしか、何も見えはしません。
セラピストが答えを持っているわけではないのです。
同じキーワードから、あなたにとっての意味合いを探っていく。あなた自身の思いに迫っていく。それがカラーセラピーです。