コーヒーでも飲んでひといき。

ふゆぞら

今日はとても寒かったですね。
去年の冬が通してあたたかかったことを思うと、このくらい、通常の寒さだとは思うのですが。

わたしだけではないと思うのですが、寒いとなんだかみじめな気持ちになってしまったり、物悲しくなったり。空が白っぽくなるので、よけいに、なんだか寂しい気持ちになってしまったりします。

寒い季節のイルミネーションが多いのは、空気が澄んでいて灯りが美しいという理由だけではなくて、そういう、物悲しさやうら寂しさにもあるのではないかと思っています。灯りって、あたたかいですもんね。

冬の空は白い。
白は時に「無」の象徴でもあります。
自分には何もない、と思っているときに冬の白すぎる空は、その気持ちをよけいに強く感じさせてしまったりします。

だけど、冬がしっかりと寒くなければ、春の花も開かないし、あるはずの実りも得られなかったりします。季節はめぐります。どの季節も必要で、欠けてはいけないのだなぁと思います。

だから、冬の白さは「無」の表現ではなくて、これから迎える季節を待つ、「可能性」の象徴だと考えたいです。
わたしはどんな道でも選んでいける。自分さえそうしようと思えば、どんなことでもできる。
もちろんあなたも。

無限の可能性をひた隠しながら、冷たい風に吹かれてみる。
そんなのもいいんじゃないかなぁ、と思いながら、夕方の帰り道を歩きました。